知っているようで知らない「七草粥」の由来や意味

1月7日は「人日(じんじつ)の節句」です!

   

こんにちは。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

kimidori~organic station(キミドリオーガニックステーション)のスタッフの”みーちゃん”です❣️

本年も当店を何卒よろしくお願いいたします☺️

さて、本日は17日は「人日(じんじつ)の節句」

「七草粥(ななくさがゆ)」を食べる日のほうが、馴染みがあるかもしれませんね💡

そこで今回は、意外と知らない七草粥の由来や意味などをご紹介したいと思います!

  

七草粥とは

七草粥を食べる人の割合は約25%と言われています。お節料理を食べている人の割合が約67%なので、それと比べるとかなり少ないですね💡

「七草粥」は人日(じんじつ)の節句の行事食です。

当日に「春の七草」が入ったおかゆを食べると、1年間を無病息災で過ごせるとされています✨

 もともとの由来は中国にあります。

古代中国では元日は鳥、2日は犬、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日馬、7日は人の日として占いをし、8日に穀を占って新年の運勢を見る習慣があったそうです。

人日は「人の日」というそのままの意味なんですね☺️

 そして、人日には7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願う習慣もありました。

これが奈良時代の日本に伝わり、年初に若菜を摘んで食べて生命力をいただく「若菜摘み」と、7種類の穀物でお粥を作る「七種粥」の風習と融合して、現在の七草粥の形になったとされています💡

     

春の七草とは?

春の七草とは、この季節に若菜が生える「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」のことです❣️

お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を休めたり、この時期に不足しがちなビタミンを補ってくれます☺️

また、春の七草のそれぞれに意味が込められています💡

①せり
意味:勝負に「競り」勝つ
水辺の山菜で香りがよく、胃を丈夫にすると言われています。

②なずな
意味:撫でることで汚れを取り除く
通称「ぺんぺん草」のことで利尿作用があり、むくみに効果的です。

③ごきょう
意味:仏の体
現代でいう「母子草(ははこぐさ)」のことです。
咳や痰、のどの痛みに対しての効果が期待できます。

④はこべら
意味:繁栄がはびこる
昔から腹痛薬として使用されてきました。ビタミンAが豊富です。

⑤ほとけのざ
意味:仏の安座
食物繊維が多く含まれ、胃腸の健康を促します。

⑥すずな
意味:神を呼ぶ鈴
すずなは「カブ」のことです。
胃腸を整え消化を促進する効果があります。ビタミンが豊富に含まれています。

⑦すずしろ
意味:汚れのない清白
すずしろは「大根」のことです。消化を助け風邪の予防に効果的です。

最近はスーパーに行くと七草粥セットが売られていたりしますよね。
七草粥で胃腸を癒してみてはいかがでしょうか☺️
今年1年間、みなさまが無病息災で過ごせますように❣️